100kmで走る車を見た後、50kmで走る車を見ると遅く感じます。
逆に50kmで走る車を見た後、100kmで走る車を見ると速く感じます。
この錯覚を利用して配球に活かしたものが緩急です。
140kmのストレートを投げた後、100kmのカーブを投げられるとカーブは非常に遅く感じられ、打者はタイミングを
外され、泳ぐようなスイングになります。
これは、緩急を活かした配球です。
また、100kmのカーブを見た後、140kmのストレートを投げられると、打者はストレートを非常に速く感じるため、
打者は差し込まれ、詰まったようなスイングになります。
このようにスピード差を活かす配球を心掛けることで打者を打ち取っていくことを緩急と呼ぶのです。
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