12種類のストライクカウントはそれぞれ投手有利、打者有利、互角の3種類に分けて考えることができます。
このカウントの意味を知ることで、配球の構成は大きく変わっていきます。
重要なことは、常に投手有利なカウント(ストライク先行)で進めていくことであり、そのために何をすべきかを考えることです。
また、打者有利なカウントになった場合は、いかに投手有利なカウントに持って行くか、また打者有利なカウントでどう打者を抑え
込むかもしくは戦術を警戒するかです。
これらを総合的に考え配球を決めていくことを常に意識しましょう。
カウントには道筋があります。
例えば、3B-0Sから3-2にしたのか、0B-2Sから3-2にしたのかでは意味がまるっきり変わっていきます。
前者は打者有利なカウントから互角に、後者は圧倒的投手有利の状況から互角になっており、前者と後者ではバッテリー、打者が
受ける印象がまるで違います。
このようにカウントには道筋があり、どのような道筋を通ってそのカウントに至ったのかをバッテリーは常に意識して配球を組み
立てていくことが重要となります。
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